FXの特徴

FXとは外国為替証拠金取引のことで、1998年4月の外為法改正以降に登場した新しい金融商品です。外為取引について、一定の証拠金をもとに、その証拠金の何倍ものレバレッジをきかせた為替投資を行うことができます。少額の投資で大きな利益を狙える一方、外為相場の変動などによる各種のリスクで大きな損失を出す恐れもあります。

FXは外貨預金と比べた場合、前述のように少額の資金でレバレッジ効果をだせるだけでなく、手数料もほとんどの場合無料となっています。さらに、外貨の新規買い付けだけではなく、新規売却の取引も可能です。つまり、円安時には売却し、円高時には買い付けることで利益を狙うことができます。

売買利益に加えて、FXではスワップポイントを狙うことも可能です。金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売ることで金利差分を受け取ることができます。一方で、反対の場合には金利差分を払わなければなりません、スワップポイントは、相場動向にかかわらず基本的に毎日発生するので、高金利通貨のポジションを長期的に持つことで金差分を継続的に取ることもできます。

為替相場は、シドニー、東京、ロンドン、ニューヨークと絶え間なく投資活動が行われており、取引も基本的に土日を除く24時間リアルタイムで行うことができます。また日本では、店頭取引と取引所取引の2パターンがあり、レートやスワップポイント、税制面、証拠金保護の方法などに違いがありますので、投資目的に合った取引を選ぶことができます。

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